素肌美人は、肌の手入れだけでは効果は限定的です。
食事に十分気をつけて、からだの内側から素肌美人になりましょう。
肌によい食事とは、肌の栄養になる成分が入っているかどうかです。
肌に行き届かせたい栄養素は「ビタミンA(βカロチン)」です。
ビタミンAは抗酸化作用が強いので肌荒れや老化を防止してくれます。
βカロチンが多く含まれているのはホウレンソウ、ニンジン、モロヘイヤ、かぼちゃのような緑黄色野菜です。
紫外線などから生まれる活性酸素の抑制効果がある抗酸化物質ですが、年齢とともに減少します。
βカロチンはビタミンCやEと一緒に食べるとより効果が高くなります。
他にも抗酸化成分としてビタミンE、αリポ酸、リコピンなどがあります。
抗酸化成分で肌の老化を防いで素肌美人を目指しましょう。
ビタミンCはコラーゲンの生成と保持に欠かせないビタミンです。
コラーゲンは肌の細胞を結びつけてハリのある肌を作ります。
肌の一番深い真皮の部分の約70%をしめ、弾力を保ちます。
老化に伴い弾力が少しずつ失われ、シワやたるみの原因になります。
最近はビタミンC配合の化粧品もありますので、体の中と外から上手に摂りましょう。
ビタミンCはメラニン色素に働きかけてシミの生成を防ぎ、黒色メラニンを目立たなくする作用もあります。
また、ビタミンCは活性酵素を抑制し、くすみやシワなどの肌老化も予防します。
ビタミンCを多く含む食材は、赤ピーマン、ブロッコリー、レモン、カリフラワー、キウィフルーツ、いちご、ロースハムなどです。
ビタミンCの摂取量は1日に少なくとも100mg摂取するのが目安です。
基本的には食事からビタミンCを摂りますが、サプリメントを補助的に活用しましょう。
素肌美人を目指すにはローションや美容液など、ビタミンC入りのスキンケア化粧品を使います。
これであなたも素肌美人に!