とても古いノン・ラベルのバイオリンです。
胴体: 357mm Lower Bout最大幅: 210mm 色はゴールド・オレンジです。
写真をご参照いただけるとお分かりのように、各所に風格のある傷がついております。
駒右足下あたりの部分に修復跡が見られます。
クラックなどはありません。
入手してから修理には出していませんので、一度工房でオーバーホールにかけてみるのもいいかもしれません。
もっとも演奏には特段支障がないと思います。
(駒、魂柱、ナットなどさらに調整はした方がいいとは思います。
)この1週間、毎日弾いてみました。
音色はとてもよく、個人的にはたいへん満足しています。
概して軽快で明るい音を出しますし、オールド特有の渋みのある深い音色も持ち合わせています。
低音は重厚で、高音は流麗です。
安物のスチール弦をつけてもこれだけいい音を出すので、上級弦だともっと楽しみになります。
元々の所有者は英国人で、彼曰く、「19世紀後半のフレンチ・バイオリン」だと。
彼の言葉以外、それを証明するものは全く持ち合わせていないのですが、胴内をみると確かにかなり古そうな板です。
サウンド・ホールから内部を覗いた写真をとりましたのでご参照ください。
パフリングは手書きのようですので、元々はそんなに上級なものではなかったと思います。
パフリングは埋め込まれてはいないものの、溝を微かに掘ってあるようにも見受けられます。
指板、上下ナットは入手した時のままの状態です。
ペグ、テールピース、あご当ては新しいものを付けました。
弦は中国製のスチールです。
駒は高さと脚を調整しただけで厚みは元のままです。
調整する余地は大いにありです。
お気に召さなければ、キャンセルも受けます。
(1週間以内。
試奏料として3,000円と往復の送料のご負担をいただきます。
) 鑑定書などはありませんので、「フレンチ」「19世紀後半」などは全く保証できません。
このリンク先の楽器も19世紀後半の仏製のオールドと推測されています。
全額入金いただければ試奏OKです。
試奏期間: 一週間 試奏・レンタル代金: 3,000円 往復の送料もご負担お願いします。